大変ご無沙汰しております。「海外旅行に行けない=タイに行けない」のですっかりしょぼくれた毎日を送っています。
さて突然いったい何を記事にしたの?と驚きのことと思います。
今回は、タイに行けないことで現地でのお買い物が叶わない中、どうしても読みたくなった書籍をタイの書店からお取り寄せしてみましたのでご紹介したいと思います。
海外発送が可能な書店を探す
過去に何度かタイのお店からお取り寄せをしたことがあります。どこも決済から発送まで日本並みの速さや細やかなメール通知などは期待できませんが、遅くとも4日以内には発送、注文からおおよそ10日前後で届きました。海外発送可能な書店さえ見つけることができればまず、第一関門突破ということになるでしょう。
現在海外発送が可能なタイの書店は、次の通りです。
■se-ed book center
今回こちらから注文しました。最大のメリットはなんと言っても送料が安いことです。後述しますが、他の店舗の約半額でした。タイの書籍は比較的安価ですので送料は安いに越したことはありません。
また、注文から到着まで8日間と、とても早く到着したので安心しました。
Facebook : https://www.facebook.com/SBC.fans
- 送料:他の店舗の約半額程度
- サイトの言語:英語・タイ語
- 注文から到着までの期間:8日間(2022.7月現在
- 宅配業者:UPS(日本国内はヤマト運輸)
- トラッキング:発送されるとMY ACCOUNTにトラッキングNo.が掲載されますので、UPSのサイトへ行き自身で検索をすることができます。
■BOOKS kinokuniya web store thailand(紀伊國屋書店)
日本でもお馴染みの紀伊国屋書店。サイトのデザインは日本の紀伊国屋書店と一緒なので、見やすく検索し易い上、日本語で全てできるところもたいへんポイントが高いです。
サイト:https://thailand.kinokuniya.com
- 送料:他の店舗の倍額。高いが、安心安全のジャパンクオリティ。
- サイトの言語:日本語・英語・タイ語
- タイで発売されている日本人向けタイ語学習本や洋書が充実
今回買ったもの
1. ブッぺーサン二ワート(บุพเพสันนิวาส) (全512ページ)
新型iPad miniで今更ながら4年前にタイで流行ったドラマ「ブッぺサン二ワート」を観ています。当時はとにかく古典的で難しいという先入観が邪魔をして、途中でギブアップしましたが、なぜか今回は大ハマり。
ただ歴史的背景を知らないと理解できない部分が出てくるので、その辺りを解決したいなと思い、原作本を購入してみました。
総ページ数512。買ったは良いけど最初のページでいきなりつまずき、読める気がしないです。1日1ページ読んだら約2年で読めるのか。。。。
2. カノムメーウーイ(ขนมแม่เอ๊ย)(全160ページ)
前回バンコク旅行した際に行ったタイ伝統菓子のワークショップ。そこの先生が一つ一つお菓子にまつわる歴史的背景を丁寧に説明してくれました。気軽に行ったワークショップだったので伝統菓子にそこまで意味があるとは考えもせず衝撃を受けたのを覚えています。
そのワークショップの後からタイの伝統菓子に関わる書籍を探してみたのですが、目にするのは作り方の本ばかり。中々見つけられないまま帰国しましたが、今回やっと歴史から説明している本を見つけたので購入してみました。カノム(ขนม:和訳で菓子)と言う単語の意味からお菓子の名前の由来、結婚式で使用されるお菓子やお寺にお供えするお菓子と、多岐にわたって知りたかったことがきれいな写真と共に掲載されています。
3. A Great little place called Independent Bookshop (全207ページ)
旅行中は現地の本屋さんに行くのが大好きです。現地の本屋さんに行けば、その国の現在のトレンドや名産品、料理をはじめ現地の人の人間ウォッチングまでできてしまうから。更にタイなら日本では手に入りづらいタイ語の本や洋書が安価に手に入れることができます。
そんな事もありタイでは良く本屋さんに行くのですが、実はバンコクにはチェーン店では無い「独立系書店」とでもいいますか、店主がこだわって選び抜いた本だけを置いている小さな書店が数多くあります。 どこも小さくてやや不便な場所にあるのですが、共通して言えるのは店主とお話ししながら本を選んだり、コーヒーを飲みながら手作りケーキを食べたりできるアットホームな雰囲気で居心地の良い空間であること。
今回購入した本は、以前こちらでもご紹介した料理教室(Bangkok Bold Kitchen:現在は移転済み)のすぐ隣、旧市街地ブラスメン通りの独立系書店「Passport Bookshop」のオーナーが出版した本です。
インターネットの普及で本屋があまり必要とされてないこと、本が売れない昨今において独立系書店が生き抜いていくことについておしゃれな写真と共に写真集風に掲載されています。
文章はタイ語と英語の両方で書かれているのでタイ語の読めない方も、タイ語のお勉強中の方も読むことができます。
4. アユタヤの歴史におけるブッぺサン二ワート(บุพเพสันนิวาสในประวัติศาลตร์อยุธยา) (全349ページ)
タイドラマブッぺサン二ワート(บุพเพสันนิวาส)を実際のアユタヤの歴史と照らし合わせて考察する本。私のようにアユタヤ時代の歴史に詳しくない場合の日本人にとってはとても面白い視点からのアプローチですのでぜひ読んでみたいと思って購入しました。
原作本より数倍読みやすいのと細かくテーマが分かれているので気になるところから読むことも可能です。
なんとかガンバンって読みたいと思います。(まあ年スパンでのことにはなりそうですがね。笑)
まとめ
久しぶりの投稿は、タイからの書籍購入の記事となりました。たった数日で欲しいものが世界各国から取り寄せできるなんて本当に便利な世の中になりましたね。次回タイに行けるまで、今回注文した本を読みながら楽しみに待っていようと思います。