台湾の外帯(ワイダイ=テイクアウト)ごはん第三弾「 胡椒餅」のご紹介です。
前回(2017.11)に食べそびれ、次に行った時に食べたいものとしてリストにあげていた「胡椒餅」を、今回念願叶い食べに行ってきました。
台北駅から徒歩10分程度のところにある、「福州元祖胡椒餅」。一番有名なのは龍山寺にある同店だそうなのですが、すごい混んでいると言う噂でしたので、比較的空いていそうなこちらの店舗にやってきました。
場所は?
台北駅地下にある商店街をずっと歩き、出口 Z10を出て2〜3分の所にあります。
hauが到着した時は、丁度焼き上がった直後で、焼き上がりを待っていたお客さんへ売り終えたばかりのタイミングだったことから、全く待たずに熱々の焼きたてを購入することができました。
タイミングにもよりますが、運が悪いと焼き上がるのに30分程度待たなければならないそうです。また、並んでいる人が多くても、ほとんどはテイクアウトのため、その場で食べると言うとすぐに売ってくれたりしますので、とりあえずお店の人に声かけてみましょう。
福州元祖胡椒餅の胡椒餅とは?
こちらのお店の胡椒餅は、中国福建省のもの。その味を台北に伝えたそうです。甘いタレに豚ひき肉をしっかりと漬け込み、黒胡椒と白胡椒の2種類を混ぜ、小麦粉で作った皮に包み、釜を使って焼いています。
早速食べてみます。
お店の方が、hauに手渡す時に日本語で「熱いよ。」と言ってくれましたが、これ本当に熱いんです。
持つのもままならないため、食べ始めるまで結構時間が掛かってしまいましたが、一度口に入れたらあまりの美味しさにもう止まりません。
皮は、厚手なのですがサクサクしています。
皮を食べ進めていくと、お肉が登場。このお肉、皮とは正反対で超ジューシーです。しっかりと味のついたお肉の肉汁が嚙むとジュワッと出てきます。
お肉自体は甘めなのかなと思っている矢先、胡椒の香りと辛さが絶妙に口の中を刺激してきます。普段から何でも「粗びき黒こしょう」を掛けちゃうほど胡椒大好きhauにはたまらない味に、思わず「美味しい!!」と一人で言ってしまいました。
さらに食べ進めていくと、ねぎが出てきました。このねぎも美味しさを引き立てています。
今回はお店の横で立ったまま食べていたのですが、四等分くらいに切って、ビールと一緒におつまみとして食べたいな思いました。
と言うのも、かなりボリューミーなので一人で1個食べちゃうと次のご飯までお腹がいっぱいになってしまうのと、この絶妙な胡椒の辛さが間違いなくビール好きの心を鷲掴みにしてしまいそうな味だから。^ ^
食べ終わって帰り際に「とても美味しかったです。」と言ったらみさなん笑顔で手を振ってくれました。
こちらのお店、いつもとても忙しそうですが、お店のみなさんは感じの良い方ばかりなので、言葉がわからなくても安心です。