タイの古都チェンカーンに行ってきました。
2019.7月 かねてよりずっと行ってみたかったタイ東北地方の小さな町「チェンカーン」に行って来ました。まだ日本のガイドブックにはほとんど載ってない、タイ人に大変人気の高い観光地です。
チェンカーン(ルーイ県)ってどんなとこ?
チェンカーンは、タイの首都バンコクから約600キロに位置する東北地方(イサーン地方)ルーイ県の小さな町の一つです。
ルーイ県といえば、「ピーターコーン祭」と言うお祭りが開催されるダーンサイという町が有名で、年に一度のお祭りの時にはタイ全土、さらには世界各国から多くの人が集まって来ます。
ルーイ空港から北へ約50km、車で1時間ほどのところにあるメコン川沿いのチェンカーンは、古い町並みが建ち並び、日本の古き良き時代を彷彿とさせるノスタルジックな雰囲気のとても静かでのどかな町です。
先程も述べましたが、日本のガイドブックにはほとんど掲載されていない上、滞在中も日本人もさることながら、外国人の姿を殆ど見かけることはありませんでした。
しかし週末になると、静かな町に驚くほど大勢のタイ人が観光に訪れ、圧倒的にタイ人に支持される観光スポットだと言うことがわかります。
チェンカーンへの行き方
ルーイ県へは、バンコクのドンムアン空港国内線ターミナルからノック・エアー(Nok Air)とエア・アジア(Air Asia)が毎日各2便づつ運航しています。
両方の航空会社ともチェンカーンまでの車送迎も含めたチケットも販売しています。(飛行機 約1時間➕車 約1時間)
他にも、バンコク北バスターミナル「モーチット駅」からは、バンコク~チェンカーン間のバスが毎日数本運行しています。(所要約8時間半)
ホテルについて
ここチェンカーンには、大きな都市型のホテルはなく、1部屋しかないゲストハウスから、多くても20部屋弱レベルのこじんまりとしたホテルしかありません。
お部屋の設備やアメニティーは、あっても必要最低限のものしか用意されておらず、その割にはお値段は高めという印象です。
また時期にもよりますが、ホテルの数と部屋数も限られていることから、あらかじめ予約をしておかないと宿泊場所がないとうこともありますので注意が必要です。
チェンカーンの観光スポットは?
①ウォーキングストリート
日中は大変暑く、人影もまばらな町に活気が出てくるのは、日が暮れ始める頃から。
夕日に照らされノスタルジックな雰囲気に一層拍車がかかるウォーキング・ストリートが賑わい見せます。
この通りにあるお店は昔ながらのタイ式家屋で、ゲストハウスやホテルがカフェやレストランを併設し、宿泊客以外の人でも利用できるようになっています。
また、美味しそうな屋台、チェンカーン の名前の入ったTシャツやパーカオマーで作った小物のお店などが道の左右に広がり、町歩きが大変楽しくあっという間に時間が過ぎていきます。
②景勝地「ケーンクックー」と「プートック」
実は、チェンカーン観光に適した時期は、乾期(11月~4月)だと思います。
メインのエリアを少し外れたところにある、メコン川を一望できる景勝地「ケーンクックー」。
メコン川が大きくカーブし、ちょっとした浅瀬になっており、その辺りには、ホテルやレストランが数軒立ち並んでいますが、この浅瀬は乾期(11月~4月)の間にしか見ることができません。
また、チェンカーンのメインエリアから車で20分程度のところにある山「プートック」は、乾期の早朝、日の出前から雲海を見ることができるそうです。
*ちなみに、hauの行った7月は雨期であるため、この2箇所には行きませんでした。
③朝の托鉢の風景
バンコクでは、一部のエリアでしか見かけることがなくなった朝の托鉢の風景。ここチェンカーンでは、外国人も托鉢するお坊さんにお供え物をお渡しすることができます。
毎朝近くにあるお寺のお坊さんたちが、托鉢に回ります。事前にホテルにお願いしておくと、お坊さんにお渡しする托鉢セットを用意しておいてくれますので、ぜひ体験してみてください。
早起きをしてお供えをし、お坊さんからお経を唱えられると、なぜだか心がすっーっと軽く、清々しい気持ちになりました。
④ メコン川の夕日
日本にいると夕焼けが綺麗な時間には、仕事をしているか、街中にいるため夕日が沈むところが見えないか、そもそも気に留めることがない毎日を過ごしています。
チェンカーンに行ったことのある人誰もが、この夕日が印象的だと言います。ホテルのテラスからみたこの夕日、本当に美しく、ただぼーっと眺めているだけで幸せな気持ちになりました。
⑤ メコン川沿いをサイクリング
チェンカーン観光の一番の楽しみといえば、とにかくのどかな町並みではないでしょうか?都会にはないこのゆったりと流れる時間は、最高の癒しとなります。
チェンカーンのメインエリアの川沿いには、そんな癒しスポットをゆっくりと散策できるように、歩道と自転車道が整備され、安全にサイクリングを楽しむことができるようになっています。
各ホテルには無料の自転車が必ず数台用意され、宿泊客はその自転車で街中を自由に見て回ることができます。
まとめ
今回は、チェンカーンの概要をご説明しました。
これから順次、個別にチェンカーンの魅力をご紹介していきますのでお楽しみに!