2019.07 タイ東北地方ルーイ県の小さな町「チェンカーン」に行って来ました。

 

チェンカーン はとても小さな町。それ故にホテルの数も少なく、ホテル自体の客室数も大変小規模なものとなっているため、週末にはどこも満員となることが多く、注意が必要です。

今回はチェンカーン に行くと決めた時、サイトで見て一目惚れした「With A View Hotel」に宿泊しましたので、ご紹介したいと思います。

シックでありながら、都会的なセンスも感じる素敵なホテル「With A View Hotel」

 

場所は?

チェンカーン のメインストリート「チャーイコーン通り」別名ウォーキングストリートの丁度真ん中、ソイ14と15の間に位置し、立地がとても良いところにあります。

オフィシャルサイトから引用
チャイコーン通り

 

予約方法

こちらのホテルは、オフィシャルのウェブサイトもしくはインターネット旅行サイト「AGODA」からの予約となります。

しかしながら日本からの旅行者の場合、オフィシャルのウェブサイトからの予約はできません。それは、宿泊費の支払方法がタイの銀行への銀行振込のみとなるからです。(正確に言えば、できないことは無いのですが、大変面倒で手数料も掛かりますので避けたほうが無難です。)

と言うことで、海外在住者は「AGODA」一択となります。

 

予約のタイミング

7月の旅行を3月に決定し、その時点でホテルを抑えようとしたら、「満室」の2文字が。それから、毎日毎日しつこくチェックをしていてふと気づいたのですが、きっと早すぎてまだ解放していないのだと。

そこで、4月の頭まで待ち、再挑戦するもまだ解放されておらず。5月になり、やっと予約が可能になりました。おそらくAGODAでは2ヶ月前からの予約開始のようです。

一方、オフィシャルウェブサイトの方は3月の時点で既に予約を受け付けていましたので少し焦りましたが、タイの人は比較的間際になって予約を入れるようですので、2ヶ月前なら心配ご無用です。^ ^

 

お部屋の種類

こちらのホテルは全9室。メコン川を見渡せるリバービュールーム3室ウォーキングストリートを見渡せるシティービュールーム6室となっています。

hauオススメは、203号室と201号室。メコン川を見渡せるリバービュールームです。

夜、とっぷりと日が暮れてしまうと、川沿いは真っ暗でつまらないかなと思いがちですが、日暮れと朝焼けは大変美しく、それだけでもこのお部屋を予約する意味はあると思います。

同じリバービュールームでありながら101号室は、カフェの席から部屋が丸見えなのであまりおすすめできません。

一方シティービューは、日が暮れてから活気付くウォーキングストリートが見渡せとても楽しそうですが、翌朝早くから始まる「托鉢」が、人によっては騒がしく安眠できないと感じることがあると思います。

オフィシャルサイトから引用

今回hauは201号室を予約しました。

ちなみに、201号室と203号室の違いは、部屋の大きさだけ。そのほかの設備についてはどのお部屋も一緒ですが、下の写真を見ていただくとわかりますが、広いお部屋の203号室は少し奥まっていて、201号室の方がメコン川がよく見える気がしました。

 

2F左から201号室、203号室。1F左101号室となります。

 

ホテルにチェックインします

チェンカーンのホテルはどこも1Fにカフェやレストランを併設していて、宿泊客だけでなく誰でも利用できるようになっています。

ここ「With A View Hotel」もタイ人の間では美味しいケーキを食べることができるカフェとしても有名で、いつも人でいっぱいです。

フロント兼カフェ

到着すると、こちらのフロント兼カフェでチェックインを行います。

14:00がチェックインタイム。少し早めの13:00頃到着したのですが、お部屋に入ることが出来ました。

フロント兼カフェ。美味しそうなドリンクとケーキがいっぱいです。

 

お部屋は201号室

早速お部屋に入ります。小さな螺旋階段を上がり、突き当りが今回のお部屋。

毎日この階段は気をつけて上り下りしました。

小さくてかわいい螺旋階段。大きなスーツケースだと持って上がるのは大変かも。

階段を上がり左に行くとリバービュールーム。右に行くとシティビュールームです。

リバービュールームへはこちら。

hauの泊まる201号室

ドアを開けるとすぐにベットが出現。狭いとわかってはいましたが、本当に小さくてかわいいお部屋です。^ ^

ベッドと壁の間は、小さいスーツケースがかろうじて置けるレベル。

スーツケースは、ベットの足元に置きます。大きなスーツケースだと開けておくことはできません。

ベットの足元に置いたスーツケース。

ベットの横にはアメニティーグッズが置いてありました。シャンプー、コンディショナー、ソープ、シャワーキャップ、綿棒・コットンそしてお水です。また、引き出しの中にはドライヤーもありました。

歯ブラシはありません。

クローゼットもありませんでしたので、こちらに洋服を掛けます。

ハンガーもありません。

この扉の奥はバスルームです。

趣のある木のドア。いちいち素敵です。

バスルームのドアを開けると、かわいい陶器の洗面台が。

おしゃれなだけでなく、大きさがあるのですごく使い勝手が良かった洗面台。

洗面台の左側はトイレ。右側にはシャワーがあります。バスルームは網戸だけなので、外の気温の影響をそのまま受けます。

窓は網戸だけなので、熱気ムンムンで暑い。(笑)

シャワーは日本人好みの熱いお湯もしっかりと出ました。水圧も大丈夫。^ ^

熱いお湯もちゃんと出ました。

ベットルームからバスルームを見るとこんな感じ。外の気温の影響を受けるバスルームとは、木の扉1枚だけで仕切るので、日中はあまりエアコンが効きません。

実はこの滞在中の日中の温度は連日42℃。カーテンを閉め、エアコンをフル稼働させましたがあまり効果がなかったです。(笑)

お部屋の窓を開けると素晴らしい景色が広がります。

窓一面に広がるメコン川

対岸はラオスです。毎朝、対岸から音楽が聞こえてきます。

昼間も美しいメコン川の景色。

 

ホテル内の施設

冒頭でもご案内しましたが、こちらに併設されているカフェは、ホテル宿泊者だけでなく、ケーキ目的で訪れる方も多くいつも人で賑わっています。

景色がよくおしゃれだからと言う理由だけでなく、こちらのケーキは毎日スタッフが作るハンドメイドでとても美味しいのです。

人気のチーズケーキとカフェモカ

このカフェモカは味がとても濃厚で、こんなに氷が入っているにも関わらず、溶けても味が薄くなりません。

ちなみにホットを注文すると、素敵なカフェアートを施したものをいただくことも出来ます。

ウォーキングストリート側

ウォーキングストリート側で、ホテルのスタッフとお話ししながらお茶をするのも良いですが、川を眺めながらもまた最高です。

川側は、ふかふかのソファーや椅子があり、のんびりしながら川を眺めつつ過ごすことが出来ます。

お昼寝したくなるような気持ち良いスペースです。

カフェに来たお客さんが利用するトイレの前には、ブランコがあり、トイレ待ちが楽しくなるよう工夫されています。

実際はトイレ待ちというより、ここで写真を撮ってはSNSに投稿している人が多かったです。

2階から撮ってみました。

ところどころに遊び心があり、滞在が一層楽しいものになりますよね。

カフェに関しては、もはや他に行こうとは思えず、いつもここで過ごしていました。

螺旋階段の上に飾られている布。

夜のホテル。オレンジ色の明かりで雰囲気が良いです。

ホテルは縦長になっています。奥には川の見えるテラスがあります。

 

自転車も借りることが出来ます

チェンカーンと言えば、サイクリング。川側には、安全にサイクリングが出来るように、専用のサイクリングロードが完備されています。

夕焼けを見ざし自転車道を走ることも出来ます。

いたるところに自転車道の表示があるので、この住み分けは歩行者にとっても安心です。

自転車専用道である表示
こんなにかわいい表示もありました。

もちろん、このホテルでも自転車を無料で貸してくれます。

余談ですが、ホテルのスタッフ数名は自転車が趣味で、お休みの日は20〜30キロの本格的なサイクリングをしています。趣味が合う方はぜひお話ししてみてはいかがでしょうか? 良いサイクリングコースを教えてくれると思いますよ。(もちろん、この無料貸し出し自転車では無理ですよ。^ ^)

ホテルで借りた自転車。毎日走り回りました。

ホテルの朝食

朝食付きにすると、ホテルのカフェで朝食をいただくことができます。朝食は、7:00から9:00です。

「カウンターにある朝食と飲み物は、ホテルの宿泊者のみ利用できます。(7:00〜9:00)」と書いてあります。

ここには、シリアルとインスタントコーヒーがありました。ちゃんとしたコーヒーが飲みたい場合は、カフェで注文します。(有料)

この隣には、タイのお粥「ジョーク」とスクランブルエッグが用意されていました。

テーブルには、食パン、パートンコー、ジョークおよび卵料理用トッピング。

hauは朝食のジョークがすごく美味しくて、こればっかり食べていました。しかもおかわり2回。^ ^

ジョークが最高に美味しかった。

朝の托鉢体験ができます

チェンカーンの風物詩「托鉢」。これも絶対おすすめです。スタッフに前日までに予約すると、托鉢のセットを用意しておいてくれます。一人、100バーツとなります。(2019.7月)

バンコクのような都会だと、なかなか目にする機会もないので、ぜひ体験してみてくださいね。

托鉢セット

ホテルのスタッフが、托鉢してくれるところを写真に撮ってくれたりもしました。小さなホテルなので、至れり尽くせりです。

一つづつ僧侶にお渡しします。

 

その他気づいた事

こちらのホテルに宿泊して気づいた事をいくつか。

1. スタッフは全部で6名。そのうち英語が話せるのは、1名のみです。基本的にチェンカーンは英語が通じる確率はかなり低く、タイ語必須となります。

2. スタッフは、時間になると自宅に帰り、朝6:30過ぎに出勤してきます。どうやらホテルに宿泊していないようです。よって、門限があります。夜は21:00までに戻ってくるようにします。

3. こちらのホテルは、アルコールの持ち込みが禁止されています。朝食の置いてあった棚横に宿泊客専用の冷蔵庫がありますが、こちらにも入れては❌。

4. ホテルのリネン類は、この6人のスタッフが洗濯、アイロンがけをしているようです。いつも以上に大事に使おうと思いました。

5. ホームメイドケーキは、スタッフが空いた時間や、夜遅い時間に一生懸命作っていました。何種類もあって、どれも本当に美味しそうで、全部食べてみたかったです。

6. エアアジアおよびノックエアーでシティートランスファーチケットを購入した方がルーイ空港行きのバンに乗るには、本来なら集合場所である「オールドチェンカンブティックホテル」まで行かないといけないのですが、スタッフにお願いするとホテルまでピックアップしてもらえるように変更可能です。

7. ホテル内は土足厳禁ですが、スリッパがありません。hauは夕方ウォーキングストリートでパーカオマー柄のかわいいスリッパを見つけそれをホテル内で履いていました。

いつまでも泊まっていたいほど居心地が良かったホテル。

 

まとめ

いかがでしたか? 都会の大きなホテルでは味わえないアットホームで、かわいいホテル「With A View Hotel」。

スタッフの方はみな、フレンドリーで温かくて一生懸命でたった3日間の滞在でしたが、忘れられない良い思い出を作ることが出来ました。

実は一部のスタッフとは、帰国後も連絡を取り合い仲良くさせて貰っています。毎日チェンカーンの町の様子や、ホテルの様子を教えてくれて、今もまだそこにいるような気持ちになります。

まだまだ日本人も少なく情報もあまりないので、参考になれば幸いです。

▪️WITH A VIEW HOTEL @CHIANGKHAN(โรงแรม วิทอะวิว @เชียงคาน)

▪️185 Moo 2, Chaikhong Rd., ChiangKhan, Loei 42110
Tel. +(66)91-058-0185 , +(66)42-810-696

▪️ www.facebook.com/withaviewhotel

夜になってもお客さんが絶えないカフェ。

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