週末の外出自粛を受け、おうちで過ごすことが多くなったのでAmazon Primeに登録し映画を見まくっています。

こんにちはhauです。

新型コロナ拡散防止による外出自粛要請が出たため、家にいる時間が増えました。元々家にいることが大好きなインドア派なのでそんなに苦にはならないのですが、それでも大好きなタイ旅行に行けないとなると気分も少しは落ち込みます。

そこで今日はお家にいながら少しでもタイを感じようと以前から気になっていたAmazon Primeに入会し、タイ映画をダウンロードしたのでご紹介したいと思います。

タイ映画「すれ違いのダイアリーズ」

この「すれ違いのダイアリーズ(タイ語題「คิดถึงวิทยา(キットゥン ウィタヤー)」は2014年に公開、日本では同年開催の第27回東京国際映画祭で「先生の日記」という邦題で上映されました。その後2016年にはDVD化されています。

更に第87回アカデミー賞では最優秀外国語映画賞候補作としてタイ映画から選ばれましたが、残念ながらノミネートには至リませんでした。

公開当初からタイ好きの間では有名な作品で、題名は知っていたのですが、まだ観たことがありませんでした。それはタイ映画自体をよく知らなかったので、わざわざ観るという発想がなかったからです。

しかしながら周りの友人たちは口を揃えて「面白かった」「素敵なお話だった」と評判は素晴らしく良く、みんなから勧められたのを覚えています。

あらすじ

実在するタイ北部の小さな小学校に赴任した青年教師(ソーン)と前任者の女性教師(エーン)が、日記を通じて交流する姿を描いたラブコメディ。

チェンマイから遠く離れた湖に浮かぶ水上分校の小学校に赴任したソーンは、教室の黒板の上からチョークの入った箱を取ろうとした際に前任者の女性教師エーンが残した日記を見つける。

ここでの生活に馴染めず悩んでいたソーンにとってこの日記に書かれている全てのことが、自分と同じ悩みだったり、行き方だったり、生活の仕方だったりと、読むうちに面識もないエーンを身近に感じるようになる。

1年後、ソーンは自分の教師としての実力が足りなかったため一人の生徒を卒業させることができなかったと責任を感じ、立派な教師となってこの分校に戻ることを誓い、一旦都会の学校へ勉強し直すために戻っていく。そして入れ違いで再びエーンが赴任してくる。

今度はエーンが、自分の残した日記に後任のソーンが書き残した日記を読み始める。ソーンの子供たちに対しての向き合い方が自分と似ていることを感じ、この人なら分かり合えるのではと身近に感じるようになる。

果たして二人は会うことができるのか??

観た感想

この映画の舞台「水上分校」に通っている子供たちは、月曜日から金曜日まで先生と一緒にここで寝泊りしながら勉強し、土日に家に帰るという生活を送っています。

学校は恵まれた環境とは言い難い、むしろ劣悪な環境なのですが、子供一人一人に真摯に向き合う先生と、皆素直で明るい子供たちが、その環境すら素敵な空間に見えてきて羨ましく感じたりします。

今の日本にはこう言った学校はほとんど無いに等しいと思いますが、タイにはまだまだたくさんあります。設備の整った学校で良い教育を受け、更にもっと良い学校に進むのもとても大事なのですが、一方でこのような現実を知ると一体どちらが幸せなんだろうかという気持ちにもなりました。 

ただこの映画はその部分が重要なのではなく、見えない相手に恋をするというロマンチックなラブコメディです。至るところに「クスッ」と笑ってしまう箇所がたくさん散りばめられているので、電車の中で観ていると笑いを堪えるのが大変。特にタイに住んだことのある人や知っている人が観ると更に笑いのツボにハマる箇所が増える気がしますので要注意です。

タイ語勉強中の人は必見!

タイ語勉強中の人にとっては、この映画はとても会話がわかりやすく、初心者から中級者向けのレベルだと思います。日常的によく使用する言い回しやセンテンスも多く、繰り返し観ることによって更にヒヤリング力やボキャブラリーも増えそうだと感じました。

まとめ

いかがでしたか? 今日はタイ映画をご紹介しました。とてもシンプルで温かい気持ちになれる映画ですので、タイ映画初心者の方、タイ好きでタイを感じたい方におすすめできます。

外出自粛が続く中、少しでも気持ちが楽しく軽やかになりますように。

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