2019.07 タイ東北地方ルーイ県の小さな町「チェンカーン」に行って来ました。
チェンカーン のウォーキングストリートには衣類や雑貨を扱うお店が並び夕方になると更に屋台が加わって、一層にぎやかな通りになります。
今回は、チェンカーン でいただいたお食事をご紹介したいと思います。
With A View Hotel 「チーズケーキ」と「カフェモカ」
宿泊したホテル「With A View 」の1Fがカフェになっていました。ホームメイドのケーキが売りで宿泊客だけでなく、近所の人や他の宿に泊まっている観光客も立ち寄るおしゃれなカフェです。
ここでは一番人気の「チーズケーキ」とカフェモカをいただきました。甘過ぎず、しっとりとした土台とほんのりレモンの香りがするサッパリと清々しい味のケーキでした。
一方カフェモカは濃くて甘かったので、チーズケーキとのバランスはバッチリ。我ながら良いチョイスだったと思いました。
Remember Loei Love 「チャオクワイ グリーンティー(仙草ゼリー入り抹茶ドリンク」
チェンカーン のインスタスポットとして有名なカフェ「リメンバー ルーイ ラブ」。観光客は必ずこの場所で写真を撮ります。店名から分かる様に、特にカップルに人気のデートスポットも兼ねている様です。
ちょうど宿泊していたホテルの斜め前にあり、朝に晩に何度か通ってしまいました。
今回注文したドリンクは抹茶ドリンクに、トッピングとして仙草ゼリーを足したものです。
今日本で流行っているタピオカよりさっぱりとしていて、歯にくっつかないので(笑)こちらの方が好き。日本でもどちらか選べる様にしてくれれば良いのにといつも思います。
「タイあるある」の甘すぎるドリンクではなく、程よい味の抹茶ドリンク。3日間暑すぎるチェンカーン での水分補給に何度も注文してしまいました。
■Remember Loei Love
住 所 :186/2 Moo2 Soi 15 ChaiKhong Rd. Chiang Khang 42110
Tel : +66 88 572 7754
営業時間: 7:00 〜 21:00
ルックポーチャナー (ร้านลุกโภชนา เชียงคาน) 「カイガタ」
チェンカーン の老舗店(開業40年以上)として有名な「ルック ポーチャナー」。朝から晩まで人が絶えない人気のレストランです。こちらでは、「カイガタ」をいただきました。
「カイガタ(ไข่กระทะ)」は、イサーン地方(東北地方)の定番の朝食です。直訳すると、「カイ(ไข่)=卵」「ガタ(กระทะ)=フライパン」。(「ガタ(กระทะ)」は本当は「グラタ」なんですが、「ラ」ははっきりと発音しないので、便宜上「カイガタ」と記載しました。)
日本で言うところの、「鉄板焼き目玉焼き」でしょうか? 目玉焼きと付け合せに、イサーンのソーセージだったり、ベーコンだったりを一緒に盛り付け、丸型や四角型のフライパンなどに乗せて出てくるのが特徴です。
こちらのお店では、注文すると店先にある調理台で、目の前ですぐに作ってくれます。お店の方の許可を得て、作るところの写真を撮らせていただきました。
注文が入ると手際よくさばいて行きます。まずフライパンを火にかけ、油をひき、卵を2つ割り入れていきます。
付け合わせを一緒に焼いて出来上がり。注文から5分以内で完成です。普通はこれだけでは物足りないので、一緒にパンなどを頂くのですが、すでにホテルで朝食を済ませていたので、今回はこれだけ終了。
しっかり朝食をとった後でも、さらっとお腹に入ってしまうほどの量です。卵には塩・胡椒などの調味料を加えなくても、付け合わせのソーセージーなどが、しっかりとした味で塩分が濃いめだったので不要でした。
イサーン地方の定番と言っても、バンコクで食べることもできますが、やはり本場で食べたいなと思っていたので大満足でした。
■Look Pochanaa (ร้านลุกโภชนา)
住 所 :186/2 Moo2 Soi 15 ChaiKhong Rd. Chiang Khang 42110
Tel : +66 88 059 5228
営業時間:6:00 〜 21:00
フアンルアンプラバーン「カオパットクルア」
ウォーキングストリートの一番中心部にあり、この辺りで一番賑わっているレストラン「フアンルアンプラバーン」。とにかくいつも混んでいて、お昼時やディナー時は外まで人が入店待ちをしている状態でした。丁度閉店1時間くらい前にレストランの前を通りかかった際、空席を見つけたので入ってみました。
メニューはどれも大勢で取り分けて食べるタイプのお料理がほとんどで、おひとりさまには向かないレストランという感想です。お店の方に、一人でも食べれそうなものを何品か教えてもらい、その中から選んだのがこの「カオパットクルア(塩チャーパン)」です。
塩チャーハンと書いてあるけど、ただの塩味なだけだろうとタカをくくっていたら食べてびっくり。岩塩の塊がゴロゴロ出てくるではありませんか! 食べ進めているとやはり喉が渇いてきて、明らかに塩分の取りすぎ感が半端じゃない(笑)。
チャーハン自体はおいしかったのですが、最後まで食べきることができませんでした。
おみせのスタッフは皆親切で感じよく、川側に座ればサンセットも見れるし、ウォーキングストリート側に座れば、町を歩く人たちを見ながらチェンカーン ならではの雰囲気を楽しみながらお食事ができます。
また、メニューには美味しそうなお料理が並んでいたので、大勢でいろんな種類のお料理を食べることができればまたリベンジしたいなと思います。
■Heon Luang Prabang (เฮือนหลวงพระบาง)
住 所 :150 Chaikhong Rd. Chiang khang, Loei, 42110
Tel : +66 42 821 046
営業時間:Lunch 11:00 〜 15:00 Dinner 17:00 〜 22:00
プロイセン パッタイスートボーラン(ปล่อยแสงผัดไทยสูตรโบราณ) 「パッタイ」
ウォーキングストリートを歩いていて、目に留まった看板「パッタイ 40バーツ」。思わず二度見してしまうほどのお値段な上に、パッタイソースの良い匂いが辺りに漂っていて、その匂いにつられる様に入ってしまいました。
正しく言うと、入ったと言うより横にあるテーブルに座った。ここは外でパッタイを販売している屋台ですが、実は奥にはレストランもあります。
今回はこの屋台で出来たてを食べたいと思い、夕方でもまだ暑かったのですが、外でいただくことにしました。
屋台のお姉さんに注文をしている時、たまたま通りかかったこの辺り在住のファラン(白人)のおじさまが、「ここのパッタイは美味しいよ。絶対食べたほうがいいよ」と教えてくれました。
後で知ったのですが、チェンカーン について紹介しているタイのサイトでは必ず紹介されるほど人気の屋台でした。
大きなフライパンで自家製パッタイソースをしき、パッタイ麺をソースに絡めながら、野菜やえびそして卵を割り入れまとめて行きます。
作りたてで熱いパッタイは、ソースが甘くなくてびっくり。日本の焼きそばっぽい味付けで今まで食べたパッタイの中で最高の好みの味でした。
量は女性でも二人前は食べれちゃうのでは?と言うほど控えめな量でしたので、いろいろな食べ歩きがしたい場合には都合が良いです。
■ プロイセン パッタイスートボーラン (ปล่อยแสงผัดไทยสูตรโบราณ)
住 所 :Chiang Khan, Chiang Khan District, Loei 42110 タイ
Tel : +66 88 059 5228
営業時間:10:00 〜 20:30
屋台で食べ歩き
最後はやはりチェンカーン ウォーキングストリートの醍醐味である「食べ歩き」。少しづついろんな食べ物を食べながら町を歩くのは、とても楽しかったです。
夕方になるとウォーキングストリートの両端にたくさんの屋台がお店を開き始めます。
一番最初に食べたのはこれ「カオジー(ข้าวจี)」。もち米に卵を塗って焼いたものです。お値段なんと10バーツ(約36円)。そんなに大きくないのですが、もち米なので食べているうちにお腹がいっぱいになって来ますのでこれは、締めに食べたほうがよさそうです(笑)。
チェンカーン とラオスの国境にあるメコン川のえびを串にさして焼いたもの。これもチェンカーン 名物の一つで、かなりの数の屋台で売られていました。私は真ん中の緑色「ミアンカム(เมี่ยงคำ)」を食べました。
ミアンカムとは、生姜、ホムデーン、ピーナッツを煎ったもの・干しえび、マナオ、グラチャイ、プリッキーヌーと言ったものを葉で包んだものです。暑い気候にハーブの効いたこのミアンカムを食べると元気が出る気がします。ビールのおつまみにも合い、大好きなタイ料理の一つです。
チェンカーン のウォーキングストリートは食べ歩きが楽しいのですが、お酒を持って歩き回ることは禁止されています。しかしこんな感じで袋に入れて周りから見えないように飲み歩けるよう屋台でこっそり販売しているところもあります。
禁止事項をするのは嫌なので、チェンカーン では飲まなくてもいいかなと思っていた矢先、飲み物を販売しているお店の人と仲良くなり裏のスタッフの休憩所(屋内)のようなところで、スタッフの人と一緒に飲んだりしました(笑)。
homemade thammada (สังขยาคุณแม่)「カノムパン サンカヤー」
チェンカーン はタイ人に人気の観光スポットだけあって、安くて、美味しいものがたくさんあります。その中でもコスパの良い美味しいお菓子がこれ、バイトゥーイ(パンダンリーフ)のクリームとパンがセットになったもの。お値段もこれだけ入って90バーツ(約270円)。
すごくシンプルなパンにパンダンリーフの香りが濃厚なカスタードクリームを付けていただきます。
チェンカーン に行くにあたり人気の食べ物を調べていた時に見つけたこのお菓子は、タイ全土から買いにくるほどの有名店です。
私が1箱買っている時も、どんどん人が入ってきてみな驚くほど大量の箱買いをして行きます。絶対に購入したい人は、事前に予約をして買っていくのだとか。
事前にこの情報をキャッチしていたので、開店早々に買いに行き、無事購入することができました。
パンは6個も入っていましたが、本当にシンプルで柔らかいパンなので、一人でも2日間ほどで食べきることができました。
■ homemade thammada(สังขยาคุณแม่)
住 所 :250 Moo1, ChaiKhong Rd. Soi 9, Chiangkhan 42110
Tel : +66 89 180 1021
営業時間:8:00 〜 19:00
番外編
他にもこんなにたくさんのお店や屋台がありました。
小籠包の専門店。カウンター席はいつも人でいっぱいでした。
タイ菓子の屋台です。甘い香りが漂いついつい引き寄せられてしまいます。
タイ菓子つながりで、こんな屋台もありました。伝統的なタイ菓子を扱う屋台です。
バンコクの街中でもよく見かける「ローティー」の屋台もありました。
まとめ
いかがでしたでしょうか? 今回はチェンカーン で実際に食べたお料理のご紹介をしました。
他にも美味しそうな食べ物がいっぱいあり、2泊3日では到底食べきることはできず是非また訪れたいと思える場所でした。
バンコクのような大都会では味わうことのできない、のんびりとした雰囲気の中で、素朴な味の食べ物をゆっくり味わうことのできるこの街は、本当に癒される観光地です。
まだ外国人観光客が少ない今のうちに是非行ってみてくださいね。オススメです。^ ^