タイのシルク製品で有名なJim Thompson。彼の家が一般に公開されているので、観に行ってきました。

 

タイのお土産の定番、タイ好きでなくとも一度は聞いたり、見たり、はたまた持っていたりするであろうJim Tompson。ガイドブックにも必ずと言っていいほど素敵なお土産の買える場所として紹介されております。

特にポーチ、バック、クッションカバーそしてネクタイなどがお土産の定番として有名なのではないでしょうか?hauも以前は毎年タイに訪れるたびに、その年ごとに販売されている新作の柄のポーチを購入していました。

実はタイには何度も来ていますが、一度もこちらのミュージアムには立ち寄ったことがありません。知ってはいたのですが、街中にあることでいつでも行けると思うとつい後回しになっていたのです。

今回は原点回帰ともいうべきジム・トンプソンをもっと良く知るために「Jim Thompson House」に行ってみることにしました。

Jim Thompsonとは?

1906年生まれのアメリカ人。第二次世界大戦前は建築家として働いていましたが、34歳の時にアメリカ陸軍に志願しヨーロッパに従軍。その後タイに派遣され退役するまでバンコクで勤務し、タイに永住しました。タイではシルクの手織りに興味を持ちその普及に没頭。デザイナーとしても染色家としても才能に恵まれていたジムトンプソンはタイシルクの名を世界に広めました。

ジム・トンプソンは、1967年3月26日マレーシアのキャレロンハイランドで謎の失踪を遂げ、今現在もまだ手がかりすらつかめていません。

(ジムトンプソンハウス パンフレットより一部抜粋)

場所は?

BTS National Stadium駅を降り、 番出口の階段を下ります。

そのまま大通りを、まっすぐ進むと「Soi Kasemsan (2) Song」という表示が出てますので、その細い道を右に曲がります。

さらにその細い路地をまっすぐ100mほど行くと左に「The Jim Thompson House」が あります。

ちなみに運が良いと、BTS駅までお客さんを送って来たトゥクトゥクが拾ってくれます。

 

中に入ってみます。

敷地内は、無料で見学できるエリアと有料のエリアがあります。無料で見学できるのは、この生糸紡ぎの実演だけですのでちょっと物足りないと思います。

まゆを煮て、糸の取り出し口を探します。
ひきだした糸を何本かより合あわせ、小ちいさな糸車に巻き取ります。
蚕から糸を紡いでいるところを見ることができます

他には、Jim Thompsonの直営店、カフェ・レストランそしてアートセンターが敷地内にあります。

 入場料はここで払います。大人150バーツ(約450円。2016.10月当時)です。チケットを購入すると、国名を聞かれました。最初は「なぜ?」と思ったのですが、どうやら有料エリアはガイドが付くそうなんです。それぞれのお客さんの言語に合わせガイドを用意してくれます。ちなみに今回は朝10:00に日本語ガイドの回があり、hauはちょっと待っただけでこの回に参加することができました。

 

入場券を払ったら奥に進みます。

ガイドツアーの時間まで外観などの写真を撮って時間を過ごします。

ここからは入場料を払った人しか入ることができません。
この左側の建物にガイドさんがスタンバイしています。右側はオリジナルグッズを販売しているShopです。
なんとなく曲がっているように見えます。

 

さあガイドツアーの始まりです。

実は、ツアーガイドで案内される場所は最初の場所以外は写真撮影が禁止されています。かなり残念でした。

よーく見るとお花なんです。

ここまでは写真の撮影ができます。この後荷物はロッカーにしまい手ぶらでの見学となります。


この両脇にいる犬の置物は狛犬だそうです。


こちらは版画の原板です。これを使用し印刷を行なったそうです。

日本語でガイドが聞けます。かなり詳細に説明してくださるので思わず聞き入ってしました。

ひとつひとつの調度品がジム・トンプソンのこだわりのものと知れば知るほど、私の中で彼の失踪の謎がどんどん膨らんできました。

一通り見終わるのには、だいたい1時間弱。その後私は併設されていたショップでこのジムトンプソンの失踪について詳しく書かれている唯一の本を購入して帰りました。
ちなみにこちらの本は、日本語版・英語版があります。そしてこの併設店でしか購入することができません。ですので、欲しいと思ったらここで迷わず購入することがオススメです。

 

いかがでしたか?こちらはバンコク一のショッピングエリアにあるので観光客でも簡単に行くことができます。ミュージアム・ショッピング・レストランと全て揃っているのでちょっとした時間潰しにももってこいの場所ではないでしょうか?

まとめ

Opening Hours : 9:00 a.m. to 6:00 p.m. everyday with the last Guided Tour at 6:00 p.m.*

Getting to the Jim Thompson House : Located in the center of Bangkok, it is conveniently reached by car, taxi, Tuk tuk, or the Sky Train (Bangkok Transit System).

Admission : Adult 150 baht; Students (under 22 years old) 100 baht

* Compulsory guided tours around the house.

Contact information:
Jim Thompson House
6 Soi Kasemsan 2, Rama 1 Road, Bangkok
Tel: (662) 216-7368 Fax: (662) 612-3744

http://www.jimthompsonhouse.com/museum/index.asp

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください