台湾の外帯(ワイダイ=テイクアウト)ごはん第二弾「 蒽抓餠」のご紹介です。
台湾から帰国して3ヶ月も経ってしまいましたが、アップが追いつかずまだまだ続きます。すみません。(汗)
永康街を散策していると、長い行列を発見しました。台湾通の友人からは旅のアドバイスとして「とりあえず、行列には参加しろ!」とのお達しがありまして(笑)
hauもその言いつけを守り「とりあえず、行列に参加しよう!」と何だか良く分からずに並んでみました。
だんだん行列が進むにつれて良い匂いが。そしてやっと行列の前方まで進んで初めてこれが「 蒽抓餠 」だったとわかりました。
すごい行列の人達を鮮やかな手さばきと、連携プレーでどんどん捌いて行きます。
横に置いてある丸い皮に具を挟んで焼きます。
手前にある球型の皮を、平らに伸ばすための機械に掛けます。これを一人の人が行います。
その後隣の女性が具をどんどん入れて焼いて行きます。最後はおじさんが袋に詰めてお金を受け取ります。
さて、いよいよhauの順番が来ましたが注文方法もどんな味があるのかもわからずオロオロしていると、お店のおじさまがメニューを渡してくれてそこから選ぶよう教えてくれました。
hauは、前方にいた日本人女性で現地の言葉でおじさんとやりとりしている方を見つけたので、その人と同じチーズ入りのものを注文してみました。きっと味覚は近いに違いないと思ったので(笑)
初めて食べる「蒽抓餠」は、想像していたよりも数倍も美味しくて感動しました。昔ドイツに子供の頃住んでいた時に食べた「ライブクーヘン」(じゃかいものスライスしたものをお好み焼きのように丸く平らにして焼いたもの)を思い出しました。
しっとりとサクサクという食感を味わえ、味も濃くしっかりとしています。絶対にビールのおつまみになるな〜と思いながらあっという間に食べ終えてしまいました。
そうそう全くの余談ですが、「蒽抓餠」を食べているときに出くわした台湾のゴミ出しの光景がびっくりで思わず写真を撮ってしまいました。
ゴミ収集車が軽快な音楽と共に現れます。するとゴミ袋を持った人達が、「え?今までこの人達どこにいたの?」と言うくらい急にあちこちから現れ、どんどん自分でゴミ収集車の中に投げ込んで行きます。
まあここまでは国が違えばゴミ出し方法も違うのねで済む話なのですが、さらに見物を続けていると、
このゴミ収集車の1箇所の滞在時間が短い!そのため、出遅れて走ってゴミ収集車を追いかけて行く人、自転車で追いかける人などもいました。
と言うことは、ゴミ出しの日は家にいてスタンバイしていないと、次のゴミ出しの日まで出せないと言うことでは??外出や、残業が続いたら何回かゴミ出しタイミングを逃すことになるのか?と疑問が残りつつ台湾初日の夜が終わりました。(笑)